ホテル事業を拡大 28年営業利益165億円へ ベルーナの事業戦略


安野氏

 通販総合商社のベルーナグループ(埼玉県上尾市)は4月24日、東京都港区に「虎ノ門ホリックホテル」を開業した。これに先立ち23日、新ホテルの概要と今後の事業戦略を発表。ホテル事業を成長領域と位置付け、2028年度までに全体で営業利益165億円を目指す。

 同社は1968年創業。通信販売事業を基盤に食品や化粧品などへ事業領域を広げ、現在は成長領域にホテル事業を位置付けている。プロパティ・ホテル事業は全体売上高の約17%を占め、2026年3月期は売上高409億円(前期比13.8%増)、営業利益64.3億円(同22.2%増)と増収増益を見込む。

 ホテルは国内外で31施設を展開。今回の都心部での新ホテル開業や、北海道エリアでのリゾート取得など、都市型とリゾート型の両軸で事業拡大を進めてきた。

 「26~28年の中期経営計画においてもホテル事業は重要な収益ドライバーと位置付けており、売上高、営業利益ともに伸ばしていくことでグループ全体の成長につなげる。営業利益は全体で今期135億円、来期156億円、最終年度165億円を計画している」と同社執行役員開発企画本部長の安野洋氏=写真。
 新ホテルは全49室。天井高を確保し、都心にありながら開放感のある空間を実現した。全室にAIスピーカーを設置し、多言語で館内案内や周辺情報を提供するなど、デジタル技術を活用した利便性向上も図る。

 今後はリゾートホテルの強化や既存施設の取得も視野に入れ、事業拡大を進める方針。北海道・洞爺湖温泉の高級リゾート「ザ・レイクスイート湖の栖」では新棟の新設を進めるなど、受け入れ体制の拡充にも取り組む。


安野氏

 
 
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