南海電鉄は4月24日、大阪・ミナミの難波と世界遺産・高野山を結ぶ新型観光列車「GRAN(グラン)天空」の運行を開始した。これに先立つ4月18日、メディア向け試乗会を実施、魅力をアピールした。
新型列車は3月に定期運行を終えた観光列車「天空」の後継で、難波駅(大阪市中央区)―極楽橋駅(和歌山県高野町)を運行する。天空は2009年7月から定期運行を開始し、累計で約44万人(26年2月末時点)が利用。今後は団体専用列車として不定期運行を予定している。
新型列車運行に合わせ、難波駅1番線の降車専用ホームを専用の「0番線のりば」として美装化した。
新型列車は深紅がベースで、車体には沿線にゆかりのある植物を金色で描いている。組子細工ドアや真田紐(ひも)を使ったパーテーションなど、南海沿線産の工芸品を随所に配置した。
車両は4両編成、定員70人。1号車はリラックスシート(24席)、2号車は景色が見えるように窓に向かって座席が並ぶワイドビューシート(30席)、3号車はロビーラウンジとし、4号車はソファ席で飲食が楽しめるグランシートおよびグランシートプラス(16席)。運行時間に合わせ、モーニング、ランチ、アフタヌーンティーの3種類のメニューを用意。
難波駅と高野山へのケーブルカーがある極楽橋駅間を1日2往復する。所要時間は約90分。料金は1号車と2号車は大人1700円、小児850円。4号車はドリンク付きや食事付きのプラン別料金とし、グランシートの場合、食事付き(フリードリンク)は大人1万1230円から、小児9670円から。

高級感あふれる列車




