Uber Japan株式会社は4月15日、車椅子に乗ったまま乗車できるタクシー配車サービス「Uber Assist(ウーバー・アシスト)」の提供を開始した。対象エリアは東京23区、武蔵野市、三鷹市。追加料金なし、予約不要で利用できる点が特徴だ。
Uber Assist とは
Uber Assistは、スロープを搭載したタクシー車両を指定して配車できるサービスだ。Uberアプリで乗車場所と目的地を入力した後、車種選択画面で「車椅子タクシー」を選ぶだけで利用できる。
車両にはトヨタ「JPN TAXI」(ユニバーサルデザインタクシー)を使用する。福祉輸送車両ではない。乗り降りをサポートするドライバーは、バリアフリー研修推進実行委員会が開発・推進する「タクシー乗務員バリアフリー研修」を受講している。
利用料金は通常のタクシー配車と同様、メーター運賃に基づく。特別な追加料金は発生しない。同社は「日々の通院や外出で気軽に利用できる」としている。
対象となるのは車椅子利用者だけではない。ベビーカーを使う親子連れや妊娠中の方にも対応する。

「Uber シニア」との連携
本サービスは、シニア世代向けアプリ機能「Uber シニア」との親和性を前面に打ち出している。
「Uber シニア」は視認性・操作性に優れた「シンプルモード」を備える。このシンプルモードと組み合わせることで、シニア世代のユーザーでもアプリから車両指定や乗降場所の設定を容易に行えるとしている。
さらに、「Uber シニア」でアカウントを連携すれば、代理配車も可能だ。遠方に暮らす家族が、一人で外出する高齢の家族のために配車し、リアルタイムで現在地を把握することができる。
今後の展開
Uber Japanは、提携するパートナーのタクシー事業者と協議を進めながら、順次エリアの拡大を目指す方針だ。
同社は「Go Anywhere」というビジョンを掲げ、「誰もが行きたい場所へ自由にアクセスできる社会の実現に向け、今後もモビリティサービスの拡充に努めてまいります」とコメントしている。
Uber Japanは現在、国内約1,000社のタクシー会社と提携し、47都道府県でタクシー配車が可能な「Uber Taxi」や、東京23区・大阪市・福岡市などでプレミアムなハイヤー・ワゴン車両を配車できる「Uberプレミアム」を展開している。また京都府京丹後市、石川県加賀市、長野県野沢温泉村、大分県別府市において自治体とのパートナーシップによる公共ライドシェアを、2024年4月からはタクシー会社との連携による日本版ライドシェアのサービス提供もサポートしている。




