民鉄協会が空港・新幹線特急で放映 インバウンド受け入れ環境の整備推進
一般社団法人日本民営鉄道協会は4月16日、インバウンド向け鉄道利用マナー啓発動画の放映場所をさらに拡大し、羽田空港第3ターミナルなど新たな場所での放映を開始したと発表した。
同協会(事務局:東京都千代田区、会長:杉山健博)は、「インバウンドの持続可能な発展に向けた訪日外国人受け入れ環境整備の一助として」、日本の鉄道利用マナーを英語で紹介する啓発動画を制作。本年1月から全日空機内および関西国際空港内での放映を開始していた。
今回の発表では、関係各所の協力を得て展開先をさらに広げたことを明らかにした。

動画の内容 実写とアニメで「基本マナー」をわかりやすく
放映される動画は英語による鉄道利用マナー啓発動画。
乗降時のマナー、電車内での荷物の取り扱い、会話のマナーなど、日本の鉄道での基本的なルールを「実写やアニメーション・ナレーションを交えてわかりやすく紹介」している。

放映場所と時期 空港・特急車内と幅広く
現在および今後の放映場所・放映時期(予定)は以下のとおりだ。
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中部国際空港セントレア 第1ターミナル4階 イベントプラザSORAビジョン 2026年3月1日〜4月30日
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成田国際空港 第1ターミナル1階・第2ターミナル1階 2026年3月2日〜9月30日
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JR東日本 N’EX(成田エクスプレス)車内 2026年4月1日〜4月30日
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羽田空港 第3ターミナル2階 到着ロビー 2026年4月16日〜6月30日
成田国際空港では9月30日まで、最も長期間にわたる放映が予定されている。

民鉄業界、インバウンドに大きな期待
同協会は動画制作の背景についても説明している。
「コロナ禍の影響で急激に落ち込んだ鉄道需要は回復に向かってはおりますが、人々の行動変容等によりコロナ禍前の水準に戻ることが困難な状況」の中、「今後の利用増が見込まれるインバウンドについて、大いに期待を寄せています」としている。
啓発動画の目的については、「国内外の方々が気持ちよくご利用いただくとともに、今後の益々の訪日外国人リピーターの確保につながるよう、また、日本人利用客にとっても気持ちよく受け入れられるような環境整備のため」と説明。加盟会社への放映にとどまらず、「加盟会社以外へも幅広く展開していくことに取り組んでいます」としている。






