埼玉県春日部市は12月11日、市の「まちの案内人」である『クレヨンしんちゃん』のキャラクターの新たなモニュメントを市内3つの公共施設に設置した。各施設の特色を取り入れた春日部でしか見られないデザインとなっている。
3施設それぞれに個性的なしんのすけくん
郷土資料館には「粕壁宿」をイメージした江戸時代風の衣装を着た野原しんのすけくんのモニュメントが設置された。カスカベ防衛隊の友達も江戸時代の街の人々をイメージした服装で、当時の生活に興味を持ってもらう狙いがある。

大凧文化交流センター「ハルカイト」には、春日部の魅力である「凧」を持ったしんのすけくんが登場。しんのすけくんが持つ凧は、春日部市「庄和大凧文化保存会」が特別に制作したもので、大凧文化の普及への思いが込められている。

「ツバメが集まる道の駅」として知られる道の駅「庄和」には、「ツバメ」のコスプレをしたしんのすけくんが設置された。同道の駅では毎年3月下旬から多くのツバメが飛来し、1シーズンに160羽ものツバメが巣立つことで話題になっている。

市長「春日部の文化や歴史に触れる機会に」
市は今回のモニュメント設置について「市内周遊の促進や交流人口の増加によるにぎわいの創出を図る」としている。
市長は「昨年度市役所に『クレヨンしんちゃん』のキャラクターのモニュメントや看板が設置されて以来、国内外より多くの方にご来訪いただいております。今回、市内3つの公共施設に、その施設らしさを取り入れた、春日部市でしか会えない野原しんのすけくんのモニュメントが設置されたことで、それぞれの施設を訪れる方が増えるとともに、ご来訪の皆さまに春日部の文化や歴史にも触れていただけることを願っています」とコメントした。
担当者は「今回のモニュメント設置により、春日部市観光協会が実施している『クレヨンしんちゃん春日部スタンプ巡り』のスポット全てで『クレヨンしんちゃん』のキャラクターに会うことができるようになりました」と述べ、各施設のオリジナルスタンプを集めながら春日部市を訪れるよう呼びかけた。
春日部市と『クレヨンしんちゃん』の関係は、平成16年度に野原一家を旧春日部市の市制施行50周年を記念して特別住民登録したことから始まり、平成21年度には「子育て応援キャラクター」、平成22年度からは「まちの案内人」として市の広報活動で活用されている。
これまでにも市は母子健康手帳や父子健康手帳、出生届、ランドセルカバーなどに『クレヨンしんちゃん』のイラストを使用し、平成30年度には春日部駅の発車メロディーをアニメ『クレヨンしんちゃん』の代表曲「オラはにんきもの」にするなど、さまざまな取り組みを行ってきた。





