観光大使の就任式。左から山口さん、森之嗣市長、観光PRキャラクターの湯巡権三くん
福井県あわら市によると、グランディア芳泉(あわら温泉)の若旦那で、市の観光大使を務める山口高澄さんが、9月6日から始まっている「あわら湯のまちみらいプロジェクト」をSNSなどで応援している。
山口さんは今年7月、市の観光大使に任命され、SNSのデジタルメディアを活用し、観光や温泉、食など市の地域資源を独自の視点で発信。現在はインスタグラムでも万再生の動画を生み出し、総フォロワー数は約9万人という。
同プロジェクトは、あわら温泉街を持続可能なエリアにしていく取り組みで、今年度は「温泉街の『日常使い』の促進と『回遊性・滞在性』の強化」をテーマに、温泉街の目指すべき将来の姿を実現するため、社会実験を期間限定(9月6日~11月9日)で実施する。
具体的には、(1)カフェの出店(2)あわらロマン館でのワークショップの開催(3)夜間景観の創出(4)あわら湯のまち三薬師巡り「よるもうで」の実施―など。市は「山口さんの就任より市の観光情報発信はさらに多様化し、SNSを中心としたPR強化が期待される。特に外国人観光客への対応や、地域住民と連携した情報発信モデルの構築にも取り組んでいく」と話している。

観光大使の就任式。左から山口さん、森之嗣市長、観光PRキャラクターの湯巡権三くん




