兵庫県は、ユニバーサルツーリズム(UT)の推進に積極的に取り組む宿泊施設を「ひょうごユニバーサルなお宿」として公表しているが、17日、基準を満たす登録施設として新たに4施設を追加したと発表した。
追加されたのは有馬六彩(神戸市)、なでしこの湯(同)、ザ・セレクトンプレミア神戸三田ホテル(三田市)、休暇村南淡路(南あわじ市)。
県は年齢や障害の有無に関わらず、気軽に旅行ができるUTの推進に取り組んでいる。2023年4月には「高齢者、障害者等が円滑に旅行することができる環境の整備に関する条例」、いわゆるUT推進条例を全国で初めて施行した。
この条例に基づき設けられたのが「ひょうごユニバーサルなお宿」宣言・登録制度で、73項目のチェックリストのうち、35項目以上をクリアした施設が登録される。
UT推進に積極的に取り組もうとしている施設は「宣言施設」となり、県からの支援を受けながら取り組みを促進した結果「登録施設」となる。現在、宣言施設は145で、登録施設は今回の4施設を含め81となる。




