日本ホテル教育センターは2月13日、2020年度第2回「和食検定」を実施した。コロナ禍での実施となったが、受験者は前回10月の実施時よりも3割ほど増えた。
和食検定は、日本の食文化を正しく理解し、正しく伝えるための基礎知識の普及と、和の食文化を継承し発信していくために必要な専門知識と実務知識の理解度を測るための筆記試験。「和食文化の正しい理解と継承」と「日本古来のおもてなしを中心とした業界人のレベルアップ」「日本文化の魅力を国内外に発信できる人材の育成」を三大目的としている。
実受験者数は第12回初級レベルが430人、第20回基本レベルが127人。2月実施の初級レベルは、毎回学生の受験者が多く、今回も受験者の7割強を学生が占めた。
認定取得者数と認定率は、初級レベルが334人、77.7%、基本レベルが69人、54.3%。基本レベルで認定率が50%を超えるのは、過去20回の中で2度目となる。