今年1月の訪日外客数は、前年同期比29.1%増の121万人8千人となり、1月として過去最高を記録した。日本政府観光局(JNTO)が18日に推計値として発表した。中華圏の休暇シーズン、旧正月が昨年は1月末から始まったのに対し、今年は2月中旬に当たったため、時期の変動が旅行需要に影響したものの、円安を背景にした訪日旅行の人気の高まりなどで、中国、香港などは前年同月の実績を大幅に上回った。
年間を通じた月間の旅行者数として韓国、豪州が過去最高を記録。1月としては中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、米国、フランス、ドイツなどが過去最高だった。
韓国は40.1%増の35万8100人。1964年の統計開始以来、全市場を通じて初めて単月で30万人を超えた。LCC(格安航空会社)の就航、増便などが旅行需要を喚起した。
中国は45.4%増の22万6300人。ショッピングを目的とする個人旅行者が増加した。香港は38.1%増の8万7700人で、札幌便や成田便の増加、旧正月前の割安な旅行料金などがプラス要因になった。
台湾は10.2%増の21万7千人。旧正月の前ではあったが、航空便の増便などにより個人旅行者を中心とした需要が拡大した。
東南アジアでは、タイが64.9%増の4万4800人と大幅に伸びたが、マレーシアは旧正月時期の変動などがマイナス要因となり、11.9%減の1万2300人だった。
このほか、豪州が30.1%増の4万8600人。昨年12月に続いて2カ月連続で単月の過去最高を記録した。北海道や長野県を中心に、豪州でプロモーションを展開しているスキーリゾートへの旅行が好調だった。





