JTBガイアレックは4日、砲台を設置するために作られた人工島「第二海堡」に上陸するツアーを発売した。一般の立ち入りは禁止となっており、今回の上陸は非常に貴重な機会という。
明治から大正にかけて、首都東京を防衛するために東京湾・富津沖に三つの海堡が建設された。JTBは、「第二海堡上陸ツーリズム推進協議会」に参加しており、第二海堡を地域の新たな観光資源として推進をするために、今回のトライアルツアーを実施する。
専属ガイドから第二海堡の歴史、価値等の説明のほか、人気の要塞島「猿島」への上陸、明治期砲台の先駆けであり、普段は立ち入りができない「走水低砲台」など横須賀市内の日本遺産構成文化財を楽しく学べる内容となっている。
催行日は10月6、18日。旅行代金は大人・子ども1万8千円。募集人員は各ツアー48人。