台風21号に伴う被害から復旧を進めていた関西国際空港では、18日にアクセス鉄道の運行が再開された。21日には、第1ターミナル北側の運用が再開される予定で、4日以来、17日ぶりに旅客便の通常スケジュールでの発着機能が回復する。
連絡橋へのタンカー船の衝突で運転を見合わせていたアクセス鉄道は、21日の再開予定を前倒しし、18日始発から運転を再開した。連絡橋の道路部分はシャトルバスや緊急車両の運行のみで、引き続きマイカー、レンタカーは通行できない。
空港施設も浸水などの被害を受けたが、復旧作業が進んでいる。2本ある滑走路のうちB滑走路は7日から運用されていたが、A滑走路も14日に運用を再開した。
第2ターミナルは7日に、第1ターミナル南側は14日に運用再開。残る第1ターミナル北側も21日に再開する予定。