書面総会の追加を決めた農旅連の通常総会
農協観光協定旅館ホテル連盟（伊藤善男会長＝十八楼、約１４００会員）は３日、東京都江東区のホテルイースト２１東京で２０１８年度通常総会を開き、１８年度事業計画・収支予算案などを審議、承認した。規約の一部を改定し、「書面総会」の開催を決めた。
総会には約５０人が出席。冒頭あいさつした伊藤会長は、「新中期経営計画『ＮＴＯＵＲ ＷＡＹⅡ』で残された課題の完遂と新たな課題に対応し、次期３カ年計画に向けた取り組みを実施する」と述べた。
来賓あいさつした農協観光の藤本隆明社長は、１７年度の事業収支が黒字決算になったことを報告。さらに、１９年１０月に創立３０周年の節目を迎えることから「周年記念として今年１０月から１年半かけてさまざまな特別企画やイベントを実施する。さらなる飛躍を（農旅連）会員の皆さんと社員全員で目指す」と強調した。
規約改定では、総会について現行の「通常総会と臨時総会」に、「書面総会」を加える。それにより、「役員改選の年は、通常総会を開催し、それ以外の年で重要な議案がない場合は常務理事承認により、書面総会を開催できる」とした。
事務局は「２年に一度の役員改選時には必ず総会を開催、それ以外の年は書面総会を開くことができるようにした。ただ前段の常務理事会でどうするかを決定する」と説明する。
１８年度事業では、宿泊券増売対策として、農協観光が実施する団体旅行誘客企画キャンペーンへの協賛などに取り組む。また、販売協力運動（フレンドリーキャンペーン）については、１８～２０年度の３カ年継続事業とすることを確認した。
書面総会の追加を決めた農旅連の通常総会
