訪日客向けチャットボットのビースポーク、災害時サポート機能の提供を開始


 訪日客向けチャットボットのビースポークは、災害時サポート機能の提供を開始した。

株式会社ビースポーク (本社:東京都渋谷区、代表取締役:綱川 明美) は、1日3万5千人の訪日外国人が使うAIチャットコンシェルジュ「Bebot」において、災害時サポート機能の提供を本日2018年9月19日から開始しましたことをお知らせします。
■提供に至った背景
東日本大震災をはじめ、近年では熊本地震、西日本を中心とした2018年7月豪雨、そして直近の北海道胆振東部地震など、甚大な災害が多発しています。今回の北海道胆振東部地震では、北海道内の宿泊予約キャンセルが延べ94万人超で、観光産業への影響額が約292億円に上るとの集計が発表されましたが、外国人客数、国が進めるインバウンド施策自体にも影響が心配されております。「Bebot」を利用する外国人旅行者からも以下のような質問が多数寄せられました。■実際にあった災害時の利用者からの質問例

  • 豪雨が道路が冠水してるとニュースで見たけど、私の予約したホテルは大丈夫?
  • 事前に予約したレストランは、通常通り営業しているの?
  • 新幹線の運行にも影響が出てるみたいだけど、私の乗る新幹線は動いている?
  • 余震が続いているけど、万が一の場合、どこに非難すれば良い?
  • 地震の影響で1泊分泊まれなかったけど、返金対応はしてもらえない?

このような状況に直面したことがきっかけで、「Bebot」にて災害時サポート機能の提供開始いたしました。チャットを通じて、災害情報の案内を強化することで、より安心安全な旅を提供できるよう努めてまいります。

■災害時サポート機能とは

  • 緊急速報の発信
  • 災害発生時に取るべき行動・避難場所を発信
  • 非常事態発生時にとるべき行動を平時から啓蒙

■「Bebot」とは
「Bebot(ビーボット)」は、訪日外国人向けのスマートフォン用「AI(人工知能)コンシェルジュ」です。宿泊施設や商業施設のスタッフに代わり、AIを使い、英語や中国語で24時間365日各種問い合わせに対応します。利用者は、自身のスマートフォンのブラウザ画面を通じて「Bebot」を利用することができ、導入施設は、現場の負担を軽減するだけでなく、「Bebot」チャット内で利用者に口コミ投稿を依頼することもできます。「Bebot」の導入にかかる期間は数週間程度、施設ごとにカスタマイズが可能です。現在、国内外の宿泊施設、空港、駅へ導入されています。

■「Bebot」導入によるメリット

  • 単純な問い合わせ対応自動化による、窓口業務の軽減
  • 言語が通じないことで発生するご意見の激減
  •  施設単位のカスタマイズにより、利用客の細かいニーズへの対応
  •  チャットによる手厚いサポートにより、利用者の満足度向上&口コミ投稿率上昇

■「Bebot」導入実績
JR東京駅、成田国際空港、ホテルニューオータニ、ソフィテルホテル、ホリデイ・イン、グランベルホテル、アラマンダ青山、蔦温泉ほか多数

 
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