日本旅行業協会「旅行市場動向調査」、国内・訪日旅行3月期DIは11ポイント減のマイナス15


 日本旅行業協会(JATA)は3日、会員各社と中連協会員各社に四半期ごとに実施している「旅行市場動向調査」の2018年3月期結果を発表した。国内旅行の現況(1~3月)は、景気動向指数DIがマイナス15となり、3カ月前(10~12月)のマイナス4から11ポイント下降した。3カ月後(4~6月)はマイナス3へと上昇し、6カ月後(7~9月)はマイナス5となる見通し。

 国内旅行の現況を方面別に見ると、愛知・岐阜・三重が5ポイント増のマイナス15と回復。沖縄・奄美は4ポイント増の3とプラス域に。九州も4ポイント増でマイナス6。山陰・山陽は8ポイント減のマイマス27、四国は7ポイント減のマイナス33と大きく下降した。京阪神は1ポイント減少したが、5とプラス域を維持した。

 3カ月後は、東北がマイナス22、北陸がマイナス14とそれぞれ大きく11ポイントの上昇。北海道は9ポイント増のマイナス5、甲信越は7ポイント増のマイナス22、山陰・山陽は6ポイント増のマイナス21と回復。京阪神が4ポイント減の1、愛知・岐阜・三重が2ポイント減のマイナス17と、この2方面のみ減少の見通し。

 訪日旅行の現況は5と、3カ月前から9ポイント減。東北や甲信越・北陸が大きく回復。3カ月後は5と横ばい。6カ月後は7と2ポイント上昇の見込み。

 海外旅行の現況は横ばいのマイナス16。3カ月後はマイナス10、6カ月後はマイナス12の予測。

 調査は2月5~25日にJATA会員、中連協会員の588社を対象にインターネットで実施。297社から回答を得た。


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