宿泊業特定技能、国内試験で412人合格


合格者の累計は千人突破

 宿泊業技能試験センターは1月31日、外国人就労の新たな在留資格「特定技能1号」の宿泊業技能測定試験について、1月19日に国内8カ所で開催した試験の合格者数を発表した。572人が受験し、合格者数は412人、合格率は72%だった。宿泊業技能測定試験の合格者の累計は1140人となった。

 1月19日の試験は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇の国内8会場で行われた。2019年4月に特定技能制度が創設されて以降、国内での試験は3回目の実施。海外での試験は19年12月にミャンマー・ヤンゴンで開催されている。

 通算5年の在留が可能な特定技能1号の就労資格の要件は、宿泊業の場合、一定の日本語能力と、宿泊業技能測定試験の合格。宿泊業技能測定試験は、日本旅館協会、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会、日本ホテル協会、全日本シティホテル連盟が設立した宿泊業技能試験センターが実施している。

 
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