主要旅行業43社1月実績 国内旅行19年比31%減 23年比では29%の増加


 観光庁が8日に発表した主要旅行業者43社・グループの2024年1月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が23年同月比29.4%増、19年同月比30.6%減となる2236億6875万円だった。23年同月比では国内旅行、海外旅行、外国人旅行のいずれも上回ったが、19年同月比では国内・海外・外国人旅行のいずれも下回った。
総取扱額が19年同月を上回ったのは、エスティーエートラベル(129.6%増)とWILLER(34.8%増)の2社だけだった。

 分野別に見ると、国内旅行の取扱額は23年同月比11.0%増、19年同月比21.1%減となる1406億3593万円となった。WILLER(27.3%増)、イオンコンパス(5.9%増)など4社が19年同月を上回っている。

 海外旅行の取扱額は23年同月比86.1%増、19年同月比45.0%減となる725億3222万円となった。19年同月を上回ったのは、エスティーエートラベル(129.6%増)、読売旅行(2.5%増)の4社。

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