マリオットとHMIが提携 ホテル7軒リブランドでインバウンド強化


提携調印式での記念撮影

 マリオット・インターナショナル(米メリーランド州、アンソニー・カプア―ノCEO)とHMIホテルグループ(ホテルマネージメントインターナショナル、東京都中央区、比良竜虎社長)は4月17日、戦略的パートナーシップを締結し、HMIホテルグループの7軒のホテルを「マリオットホテル」と「コートヤード・バイ・マリオット」にリブランドすると発表した。

 グランドホテル浜松(静岡県浜松市)を「浜松マリオットホテル」、ホテル平安の森京都(京都市)を「京都マリオットホテル」、ホテルクラウンパレス神戸(神戸市)を「神戸マリオットホテル」、リザンシーパークホテル谷茶ベイ(沖縄県恩納村)を「沖縄マリオット・リザン・リゾート&スパ」の4軒のマリオットホテルにリブランド。

 また、ホテルパールシティ神戸(神戸市)を「コートヤード・バイ・マリオット神戸」、ホテルクラウンパレス小倉(福岡県北九州市)を「コートヤード・バイ・マリオット小倉」、ホテルクラウンパレス北九州(福岡県北九州市)を「コートヤード・バイ・マリオット北九州」の3軒のコートヤード・バイ・マリオットにリブランドする。

 7軒のホテルは営業を続けながら徐々に改装を行い、2025年秋から26年に順次、リブランド開業する。

 同日、ウェスティンホテル東京で行ったパートナー調印式で、HMIの比良社長は「現在7ホテルのインバウンド宿泊客比率は、30%台の沖縄や同様に高い京都を除けば8~12%程度。これをリブランド後、5年間で2倍にしたい」と宣言。マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域プレジデントのラジー・メノン氏は、「マリオットインターナショナルは、30超の主要ブランドで世界8800施設を展開しており、ロイヤリティプログラム『マリオットボンヴォイ』は世界2億人の会員を有している。今回リブランドしていただく、主に地方都市に位置する7軒にこの会員顧客をご紹介していく」と話した。

 調印式には、各ホテルが位置する首長らも出席。登壇した沖縄県恩納村の長浜善巳村長は、「恩納村は日本を代表するリゾート地域の一つであり、欧米からの観光客も多い。リザンシーパークホテル谷茶ベイは、白い砂浜と青い海の美しいビーチリゾートを兼ね備えた全826室という県内最大級のリゾートホテルとして1993年に誕生した。マリオットホテルへのリブランドにより、恩納村が観光立県沖縄をけん引し、県の観光産業がますます発展することを願っている」とあいさつに期待を込めた。


提携調印式での記念撮影

 
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