ヘリテージ、倒産した枻出版から「Lightning」など取得 |

　ヘリテージは12日、倒産した枻出版から「Lightning」など取得すると発表した。

株式会社ヘリテージ（本社：東京都港区、代表取締役社長・齋藤健一）は、株式会社枻出版社（本社：東京都世田谷区、代表取締役社長・角謙二）から『Lightning』『2nd』『CLUTCH Magazine』『趣味の文具箱』『Men’s PREPPY』『PREPPY』など定期雑誌を含む一部の出版事業および「グリル＆ダイニング用賀倶楽部」などを含む飲食事業を譲り受ける契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。

アフター／ウィズコロナ時代において、私たちのライフスタイルと社会の価値観は大きく変っています。これからは、永く愛される物、それを生み出す人とその技術に対して、文化としての敬意と経済としての需要は、これまで以上に大きくなっていくと当社は想像しております。

本事業譲受の対象となる事業は、数十年に渡ってその魅力と価値を伝え続けているメディアであり、読者をはじめ広告主、書店や出版販売関係者様に永らく愛されてきた歴史があり、これから先の社会において、よりよく生きるためのライフスタイルと価値観を提供できる事業であることに大きな可能性を感じ、当社は株式会社枻出版社と事業譲受の契約を締結いたしました。

株式会社ヘリテージは、代表取締役の齋藤健一など経営陣と適格機関投資家の黒越誠治やアレン・マイナーからの出資により、本事業譲受および事業継続のために新設された会社となります。本事業譲受ののち新設会社において、国内外カルチャー・ライフスタイルのメディアIPを活用し、雑誌・デジタルメディアはもちろん、DX化の推進、コマース体験、リアルとオンラインでのイベントなど、みなさまとともにこれまで以上にその魅力を共有しあい愉しみながら、事業として大きく成長させてまいります。

なお、株式会社枻出版社は2月9日午後、東京地方裁判所に対し民事再生手続開始の申立てを行いましたので、この事業譲渡契約は、監督委員の同意ならびに裁判所の許可を得たうえで実行されることとなります。事業譲渡日になりましたらまた改めてご報告いたします。

関係各位の皆様におかれましては、引き続きのお力添えを賜りたく、心よりお願い申し上げます。

【事業譲渡の内容】

株式会社枻出版社の刊行するライフスタイル定期雑誌を含む一部の出版事業およびその事業部門

・Lightning（ライトニング）

・2nd（セカンド）

・CLUTCH Magazine（クラッチマガジン）

・趣味の文具箱

・Men’s PREPPY（メンズプレッピー）

・PREPPY（プレッピー）

・カリフォルニアスタイル

株式会社枻出版社が運営する飲食店およびその事業部門