【データ】年末年始の国内線航空券の価格動向調査


 スカイスキャナーは12日、年末年始の国内線航空券の価格動向調査の結果を発表した。

国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパン株式会社(本社:東京都千代田区 https://www.skyscanner.jp/ )は本日、年末年始の国内線航空券の価格動向を発表しました。スカイスキャナーのデータを基に年末年始期間に出発する国内発着往復航空券の平均価格を調査した結果、全体では昨年の年末年始に比べて約14%安く、目的地別で最も価格が下がったのは29%減の宮崎でした。
  スカイスキャナーは世界約1200社とシステム連携しており、各社がオンラインで販売している航空券やホテルを横断的に比較検索できるサービスです。日本の国内旅行においても、LCCを含むほぼすべての航空会社の航空券をリアルタイムで検索することが可能です。今回の価格調査は、スカイスキャナーに蓄積された予約(※)データから年末年始の航空券の平均価格を算出したもので、昨年比の値下がり幅では宮崎が1位でした(表1)。宮崎では、ソラシドエアが3月に宮崎―名古屋(中部)線を、Peach Aviationが8月に成田―宮崎線を開設。続く2位の釧路でも、Peach Aviationが成田―釧路線に就航しています。なお宮古島・奄美大島・石垣島といった人気の離島も、昨年より20%以上安くなっています。

また、新型コロナウイルス感染症により混雑を避ける意識が高まる中、休暇・旅行の分散化も注目されています。人気の旅行先上位10カ所について、一般的な年末年始休暇期間の12月29日〜1月3日に出発する便と1月4日〜11日の出発便の平均価格を比較したところ、すべての場所で1月4日〜11日出発が下回りました(表2)。那覇・石垣島・宮古島で約3割、東京や大阪で約1〜2割、鹿児島で約5割減です。ピークを外した旅行は混雑回避につながるだけでなく、予算も抑えられることがわかります。

調査方法: スカイスキャナー経由で予約(※)された、年末年始期間中に出発する日本国内発着往復便・エコノミークラス1名分の平均価格を目的地別に算出。2020年の年末年始期間は12月29日〜1月3日、2019年の年末年始期間は12月28日〜1月5日。各年11月5日時点の値。予約数が中央値以下の目的地は除外。
※「予約」とは、スカイスキャナーで検索後、航空券を販売する提携先サイトに遷移することを指す。


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