JTBと東京商工会議所は11日、被災地復興支援物産展「第4回天王洲マルシェ」を東京都品川区、JTBの本社ビルがある天王洲シーフォートスクエアで開催した。福島県と熊本県を代表する食品を販売した。
東京商工会議所副会頭の佐々木隆JTB相談役は「被災地の皆さんは、『いろいろな支援をしてもらっているが、地元の産物を買ってもらうことが何よりもうれしい』と異口同音に言っている」と述べ、集まった人々に買い物を呼び掛けた。旅行に関しても触れ、「逡巡している人もいるが、福島、熊本を訪れて、現地のさまざまな名産を食べ、行楽地を回る、それが地元を元気にさせる最大の方法だ。ぜひ、協力してほしい」と訴えた。
復興庁の浜田昌良副大臣もあいさつに立ち、「商品を買って、また、秋の旅行先として福島県や熊本県に足を運んで、被災地の復興を一層応援してほしい」と語った。
販売されたのは、福島県産の日本酒や新米、熊本県産のジャム、ラーメンなど。ご当地キャラクターの福島県「キビタン」、熊本県「くまモン」も登場して、会場をにぎわせた。