四国旅客鉄道(JR四国)、日本貨物鉄道(JR貨物)、西日本旅客鉄道(JR西日本)、東急の4社は2023年3月27日、4社協力プロジェクトとして、2024年に四国・瀬戸内エリアの観光振興・地域活性化を目的としたクルーズトレインを運行すると発表した。
2024年に岡山駅を発地として、高松や松山などをめぐる運行を実施し、クルーズトレインを訴求力のある旅行商品に仕立てることで、四国・瀬戸内エリアの観光資源の魅力発信を行います。
実施にあたっては、東急が運営する「THE ROYAL EXPRESS」とJR貨物およびJR西日本の電気機関車を活用し、岡山~児島間をJR西日本、児島~四国島内をJR四国が運行します。また、旅行商品販売・企画・運営を東急、クルーズトレインの四国への運搬および電気機関車の提供・整備をJR貨物が行うなど、複数の鉄道事業者が協力する四国・瀬戸内エリアの観光振興・地域活性化に向けた取り組みとなります。
今般のクルーズトレインのプロジェクト概要については、以下のとおりです。
○運転時期 : 2024年1~3月の間に1回4日間の運行を6回予定
○運転エリア : 岡山~高松~松山方面
○運転編成 : 電気機関車(※)によるけん引での運行を予定しています。
※岡山~高松間はJR西日本所有の電気機関車、その他四国島内ではJR貨物所有の電気機関車によるけん引を予定しています。