岐阜県高山市によると、2022年の観光入込客数は308万6千人となり、前年比58.4%増だった。コロナ禍前の19年と比べるとまだ65%の水準だが、回復傾向にあることが分かった。宿泊客者数は142万人で、前年比65.5%増。
知名度の高い「高山祭」の観光客数は、春(4月14~15日)は5万3千人で、前年の1万9千人を大きく上回った。秋(10月9~10日)は10万2千人。前年は中止だった。
外国人宿泊者は4万493人で、前年の2993人から大きく増えた。19年比では6.3%の水準。
地域別にみると、最も多いのはアジア・中東からで、2万2417人(前年1343人)。以下、ヨーロッパ5302人(同100人)、北米4296人(同159人)、オセアニア2359人(同11人)、中南米441人(同45人)、アフリカ24人(同3人)。