沖縄県文化観光スポーツ部の新垣部長（左から2人目）に義援金を手渡す崎山支部長（左端）と松田副支部長（左から3人目）、與那覇副支部長（右端）
日本旅行
日本旅行はこのほど、首里城（沖縄県那覇市）の復興支援ツアーを発売した。収益の中からパンフレット商品で1人につき500円、ウェブ商品の宿泊プランで1人1泊につき200円を日本旅行業協会（ＪＡＴＡ）を通して寄付する。
パンフレット商品「売るとらチャンス沖縄3・4日」は、1月5日から3月末までの設定。羽田空港発着の航空機と宿泊のセットに、滞在中のレンタカー乗り放題付き。料金3万300円から（3日間、4人1室利用の場合）。関西など各地発着商品も順次発売する。
ウェブ商品「旅して応援！ 首里城復旧・復興応援」は、12月1日から5月末までの設定。今後、国内各地発着の航空セットプランも発売する。
東武トップツアーズ
東武トップツアーズは、沖縄県の首里城が10月31日に発生した火災で大部分が焼失したことを受けて、沖縄ツアーを通じた復興支援活動を開始した。「沖縄の歴史・文化を象徴するシンボルであると共に沖縄観光の重要な観光資源である首里城の早期再建に向けた活動を支援する」と同社。
募集型企画旅行「ＦＥＥＬ 沖縄」の申込者1人につき泊数に関係なく200円を寄付する。対象期間は2019年12月1日から20年3月31日までの出発。
寄付金は日本旅行業協会（ＪＡＴＡ）に渡し、ＪＡＴＡが他の旅行会社の寄付金と合わせて沖縄県へ4月に寄付する。
ANTA沖縄
全国旅行業協会（ＡＮＴＡ）の沖縄県支部（崎山喜孝支部長）は12月17日、正殿を含む7棟が10月31日未明に焼失した首里城の早期復興を願い、沖縄県に義援金50万円を贈った。
義援金は、会員116社へ募金を呼び掛けて集まった。崎山支部長、松田文隆副支部長、與那覇正義副支部長らが同日、沖縄県庁を訪問し、沖縄県文化観光スポーツ部の新垣健一部長に手渡した。
崎山支部長は「観光産業に携わっている協会としても沖縄の歴史、文化を象徴する首里城の1日でも早い復元を望み、沖縄産業に微力ながら今後とも協力していく」と継続的な支援を約束。新垣部長は、崎山支部長らに謝意を表し、「県では、県内外の多くの皆さまのご厚意をしっかりと受け止め、首里城の復旧、復興に関係機関と連携して取り組む」と語った。
沖縄県文化観光スポーツ部の新垣部長（左から2人目）に義援金を手渡す崎山支部長（左端）と松田副支部長（左から3人目）、與那覇副支部長（右端）
