コンサルタントの飯島綜研(飯島賢二会長)は16日、旅館マネジメント実践セミナー「お客様の心を動かす接客サービスの極意とは」を都内で開いた。同社の飯島会長が、大震災後の旅館業・観光関連産業が進むべき道と具体的方策について緊急提言。ゲスト講師のインターコンチネンタル東京ベイ研修担当部長、立石貴子氏が「究極のホスピタリティと活用法」を講義した。
立石氏はホテルのメーンターゲットである団塊の世代の顧客特性を詳細に分析し、これらの客層を魅了するホスピタリティの事例を紹介。併せてプロとしての接客のポイントについてロールプレイングを行った。
同セミナーは旅館経営者、後継者、幹部社員を対象に毎月実施。次回は6月15日、テーマは「旅館が直面するリスクマネジメントと法務対策」。旅館を突然襲う様々な事故や災害に対して、日ごろからどう対処していけばいいのかを解説する。
会場は東京・高田馬場。講師は同社飯島会長とリスクマネジメントに精通する栄進総合保険社長の江利川宏行氏。問い合わせは同社(埼玉県熊谷市問屋町2—4—18、TEL048・528・2191)。
ゲスト講師の立石氏