
神戸市立須磨海浜水族園(神戸市)は、同園では初となる「ウナギギンポ」の展示を11月26日から始めた=写真。来年2月28日まで。
ウナギギンポは夜行性で、水深20~50メートルほどの比較的浅い海の底に生息する。下あごから生えている2本の牙が特徴で、小型の甲殻類などを捕食する魚。名称は、イソギンポ科に属するが、体がウナギのように長いことに由来する。今回展示するウナギギンポは、同市漁協の組合員がシラス漁の最中に偶然捕らえたもの。
「当園に来た当初は、水槽内を泳ぎ回って落ち着かないような様子だったが、現在ではエサも食べて、体も徐々に大きくなってきている」と同園。