鄭東京支社長
韓国観光公社(KTO)は10月16日、韓国政府が推進するMICE関連事業の取り組みを紹介する「2019KOREA MICEセミナー」を東京・丸の内のパレスホテル東京で開催した。団体旅行を取り扱う旅行会社らが参加。主にインセンティブツアー(報奨旅行)を対象に、ユニークべニューや公演観光などを紹介した。充実した支援を用意し、日本の企業、団体を中心に韓国へのMICE旅行の誘致拡大を目指す。
冒頭、KTOの鄭辰洙東京支社長は「今年は、1~9月までの訪韓日本人数は増加傾向にあるが、10月に入りやや減っている。韓国、旅行会社、KTOの3本柱が協力して伸ばせるのが団体旅行だ。特にインセンティブツアーは増加への可能性がある。新しい観光地、素材を生かし、共に送客を拡大していきたい」とあいさつ。また、来年の日韓国交正常化55周年に触れ、「このような時期だからこそ、韓国をより知って、訪れてみてほしい」と呼び掛けた。
来賓としてあいさつした日本旅行業協会(JATA)の越智良典事務局長は「先日、田川博巳会長が江原道の名誉知事になった。韓国はインセンティブツアーを行う国では費用対効果が一番高い場所だ。日本旅行では社員400人が行くなど、社員がまず現場、現状を知る行動を起こしている。来年以降でのネタを仕込み、すぐ動いてほしい」と述べた。
セミナーでは、MICE開催の特別感を演出する「ユニークべニュー20選」や、一般向けに開放している景福宮の夜間特別観覧、世界遺産・昌徳宮の月明かり紀行、韓服体験、板門店、DMZ観光などユニークコンテンツ、韓流、K―POPを活用したチームビルディングプログラムを紹介した。支援制度は、10人以上、2泊以上の企業を対象に適用される。今は一般団体でも適用される。KTOの伊藤清香マーケティングマネージャーは「16~18年には、日本からの訪韓団体は毎年1万人を超えている」と説明した。18年での訪韓インセンティブツアーへの参加者は、全世界で24万8244人に達している。
このほか、韓国講演観光協会が、ノンバーバルショーや伝統講演など17作品を紹介。ミュージカル「あなたの初恋探します」は日本語字幕付きで、エンターテインメント「JUMP」はセリフなしでダイナミックなアクションが楽しめる。「18年には、前年比21%増の7万7505人の日本人が公演観光で訪れている」と協会関係者。

鄭東京支社長




