帝国データバンクはこのほど、人手不足に関する企業の意識調査を行った。非正社員が不足している業種で、旅館・ホテルは47.8%と8位になった。前年調査(2017年10月)の25.0%から22.8ポイント増と大きく上昇している。
非正社員が不足していると回答した企業は全体で34.1%。前年同月比で2.2ポイント上昇し、調査開始以来、初の3割台となった。
業種別では、飲食店が84.4%と最も多い。以下は飲食料品小売56.3%、メンテナンス・警備・検査55.7%、娯楽サービス54.9%、人材派遣・紹介54.7%など。
8位の旅館・ホテルを含めた上位10業種のうち、7業種が小売や個人向けサービスだった。
一方、正社員が不足している企業は52.5%で、前年同月比3.4ポイント増加。調査開始後の最高を更新した。
業種別では、放送が78.6%とトップ。以下は情報サービス74.4%、運輸・倉庫70.6%、建設68.6%、自動車・同部品小売65.0%など。