青森県、世界自然遺産登録25周年「次世代に伝えたい白神山地の魅力フォーラム」を開催


 青森県は8日、世界自然遺産登録25周年「次世代に伝えたい白神山地の魅力フォーラム」を開催した。

白神山地の世界自然遺産登録25周年を記念し、12月8日、青森県主催の「次世代に伝えたい白神山地の魅力フォーラム」が、青森県西目屋村の白神山地ビジターセンターで開催されました。世界7大陸最高峰を日本人最年少で制覇した南谷真鈴さん(早稲田大学政治経済学部在学中)のトークショーのほか、地元ガイドや弘前大学の学生らによるパネルディスカッションが行われました。当日は、高校生や大学生ら若い世代を含む約180名が参加し、白神山地の魅力、価値、観光など活用の在り方などを考えました。

スペシャルゲストの南谷真鈴さんは、「エクスプローラーズ・グランドスラム」達成の世界最年少記録を樹立し、ギネス認定されています。7大陸最高峰登頂、北極点・南極点到達という冒険家なら誰もが憧れる大偉業を、世界最年少の20歳で達成しました。南谷さんは、「世界の山々が私に教えてくれたこと」と題し、トークショーを行いました。登山を始めた経緯や、世界の山々で経験したことを紹介し、「登山をしていると、自分も自然の一部だと感じる。私にとって、登山はまさに『瞑想』のようなもの」だと語りました。

白神山地のブナ林が1万年前から、人の手が加えられていない状態で保たれ、生態系が守られている素晴らしさについても述べました。そして、「美しいものはより美しく保ち、守っていくべきものはしっかり守っていく。もっともっとアグレッシブに取り組んでいくこと。それが、20代、30代の若い世代に課せられた課題です」と、呼びかけました。
また、「白神の今、そして未来」と題して行われたパネルディスカッションでは、弘前大学農学生命科学部附属白神自然環境研究センターの石川幸男教授がコーディネーターを務め、3人のパネリストが白神山地の現状、自然と人とが共生してきた歴史、観光を通じた提案などについて意見を交わしました。

「白神山地のブナ林は、1万年前から人の手が加えられていない生態系が体験できるのが魅力。天狗岳と白神岳に登ってみたい。ある登山家が、途中から見える景色が美しいと書いていた記事を読んで興味が湧きました。あとは、青池も見てみたいですね」と、語る南谷さん。「白神山地のブナ林は、1万年前から人の手が加えられていない生態系が体験できるのが魅力。天狗岳と白神岳に登ってみたい。ある登山家が、途中から見える景色が美しいと書いていた記事を読んで興味が湧きました。あとは、青池も見てみたいですね」と、語る南谷さん。

 
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