阪急交通社、航空会社ビジネスクラスのランキング発表


 阪急交通社は27日、航空会社ビジネスクラスのランキングを発表した。

阪急交通社では、ツアー送客者数を元にした航空会社のビジネスクラスランキングを公開。ゆったりとしたシートや豪華な機内食はもちろん、チェックインの時間が優遇されていたり、専用ラウンジが用意されていたりと、エコノミーよりもランクの高い空の旅がビジネスクラスでは楽しめます。

特に長距離路線では機内で過ごす時間も長く、フライト中の快適さは重要になってきます。その点ビジネスクラスなら、水平にして横になれるフルフラットシートや寝具、アメニティの提供まであります。機内食のレベルも上がり、まるでレストランにいるような気分にもなれます。
ビジネスクラスになると、各航空会社の特色を楽しむこともできます。シートの形状や配置、機内食のメニュー、サービス内容に独自のこだわりが見られるからです。
今回は、そんなビジネスクラスのランキングを公開。阪急交通社からの送客者数を元にしています。

普段ビジネスクラスを選ぶような余裕はないという方も、ツアーでお安く提供されているケースもあるので、たまには選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

気になるランキングの結果ですが、約10年ぶりに新シートを導入したことでも話題になったANAが1位に輝きました。

航空会社ビジネスクラスのランキングはこちら

1位 ANA
2位 キャセイパシフィック航空
3位 フィンランド航空
4位 JAL(日本航空)
5位 ルフトハンザドイツ航空
6位 シンガポール航空
7位 エミレーツ航空
8位 ターキッシュ エアラインズ
9位 マレーシア航空
10位 デルタ航空

対象:2018年7月1日~2019年6月30日における、阪急交通社による全国のビジネスクラス送客数

それでは、各航空会社、ビジネスクラスの特徴についても説明しながら今回のランキングについて詳しくご紹介しましょう。

※座席やサービスの内容は、搭乗する機材、時期により異なる場合があります。

1位 ANA

2019年8月より、約10年ぶりにファーストクラス・ビジネスクラスのシートを一新したANA。ビジネスクラスはドア付きの個室型で、前後の向きを互い違いに配列することで、今までにない広さを実現。もちろん、フルフラットになるので、就寝時も快適です。各席のモニターは24インチと大きく、4Kにまで対応。
英国の航空サービス調査会社スカイトラックス社による「2019年ワールド・ベストビジネスクラス トップ10」でもANAは2位にランクインしています。
空港の専用ラウンジは、羽田、成田、関西に加え、2019年春にホノルルにも誕生。美味しい食事を楽しみながら、リラックスした時間を過ごせます。

2位 キャセイパシフィック航空

日本各地から香港、また香港から多方面に就航しているキャセイパシフィック航空。長距離路線のビジネスクラスシートは、斜めに配置された個室型で、フルフラットベッドにもなって快適です。機内食は、環境に優しい旬の食材を使用。受賞歴のあるワインや各種飲み物も楽しめます。
豊富な収納スペース、上質なアメニティキット、タッチスクリーン式パーソナルモニターなど、空の旅を快適に楽しく過ごすための設備も充実。
ビジネスクラス利用者が使用できる専用ラウンジは香港国際空港に4つあり、食事やドリンク、シャワールームなどを利用できます。

3位 フィンエアー

東京、名古屋、大阪、福岡に就航しており、便数が多いフィンエアー(フィンランド航空)。長距離路線のビジネスクラスは、斜めに1-2-1で配置されたフルフラットシート。プライベート空間がしっかり確保されています。
機内食は、地元の食材を使った北欧料理。厳選された上質のワインも楽しめます。また、マリメッコがデザインしたアメニティキットが配布されるほか、座席に配置されたクッションやテーブルウェアもマリメッコで統一されています。

4位 JAL(日本航空)

各方面に就航し便数が多い日本航空のビジネスクラスは、長距離路線はもちろん、ハワイや東南アジアなどの中距離路線でもフルフラットシートが採用されています。
機内エンターテインメントではソニーのノイズキャンセリング機能付きヘッドホンが使用でき、映画も没頭して楽しめます。
日本発便では、ラーメンやカレーなども限定メニューを提供。専用ラウンジは、羽田や成田、ホノルル、サンフランシスコなど世界各地に多数あります。

5位 ルフトハンザドイツ航空

東京、名古屋、大阪に就航しているルフトハンザドイツ航空。長距離路線のビジネスクラスは、全長約2mの水平に眠れるシートとなっており、快適でゆとりある機内の空間をご満喫いただけます。
機内食は上質なレストランでのおもてなしを想起させるものになっており、高級陶器で1皿ごとに提供され、厳選された上質なワインと共に味わうことができます。

6位 シンガポール航空

日本各地からシンガポールへ、またシンガポールを経由地として多方面に就航しているシンガポール航空。ビジネスクラスでは最大級とされる約86センチのシートが1-2-1でゆったりと配列されています。
機内食は洋食、和食、中華、シンガポール料理などの中から好きな料理を搭乗前に予約できる「ブック・ザ・クック」を採用しています。

7位 エミレーツ航空

ドバイを経由地として多方面に就航しているエミレーツ航空。 シートはほぼフラットになる、「フラット・ベッド・シート」を採用しており長い空の旅も快適に過ごせます。機内食は新鮮な食材を使用した地方色豊かな料理、食器は有名なブランドとコラボレーションしたものとこだわりが。
また、機内にはファースト・ビジネスクラスだけが利用できるラウンジがあり、バーでお酒を楽しみながら、他の乗客との会話も楽しむことができます。

8位 ターキッシュ エアラインズ

イスタンブールを経由地として多方面に就航しており、就航都市数世界一を誇るターキッシュ エアラインズ。ビジネスクラスは198センチのベットになるフルフラットシートを採用しています。
過去数々の受賞に輝いている機内食は、フライングシェフと呼ばれる専門シェフが機内で調理することでも話題となっています。

9位 マレーシア航空

2018年、大型機材エアバスA380を就航させたマレーシア航空。ビジネスクラスは、17インチの大型個人用モニターが設置された約188センチのフルフラットシートを採用しております。
機内食は豊富なメニューから好きなものを予約できる「シェフ・オン・コール・メニュー」が利用できます。専用ラウンジはクアラルンプール国際空港のみですが、成田空港では日本航空が運営する「サクララウンジ」を利用できます。

10位 デルタ航空

北米、ハワイへ日本各地から就航しているデルタ航空。ビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」は、フルフラットシートにスライド式のドアがついた個室型でプライバシー性を確保。アイマスクや靴下、ローション、リップバームなどのアメニティキットも用意されていて安心です。
寝具は「ウェスティンホテル」がデルタ航空専用に開発したこだわりの高級寝具を採用し、快適な眠りを提供しています。

 
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