
テープカットを行う(右から)酒井専務執行役員、松田社長、中野港湾局長
阪急交通社は5月15日、クルーズ旅行の専門受付カウンター「阪急クルーズサロン」を東京・新橋に開設した。クルーズ需要の拡大や消費者ニーズの多様化に対応するため、国内外の商品を取りそろえ、提案する。
同日、開所式を行い、酒井淳専務執行役員は「クルーズ・コンサルタント(CC)を配置し、丁寧な説明でお客さまを増やしていく」と意気込みを語った。中野裕也・横浜市港湾局長が来賓あいさつした。
クルーズ旅行の専門受付カウンターは2017年1月に大阪・梅田に開設しており、東京は2店舗目となる。VRやAIを活用した接客を行うのが特徴。フロア面積は約63平方メートル。営業時間は午前10時から午後5時半までで、定休日は土・日・祝日。クルーズ専用ダイヤルは03(6745)1828。
オープンを記念し、MSCスプレンディダで横浜港から中国・上海港までの片道3泊4日間(6月2~5日)のクルージングを企画。乗船のみで、旅行代金は内側キャビンで2千円というお手頃価格で提供する。
メディアの取材に応じた松田誠司社長は当面の目標について、「19年度は120億円、4万人の集客を目指す」考えを示した。
テープカットを行う(右から)酒井専務執行役員、松田社長、中野港湾局長