阪急交通社は、ＪＲ東日本が運行する二つの列車に乗り、岩手県で開かれるビールイベントに参加、さまざまな地ビールを味わう限定ツアーを実施する。「鉄道ファンやビール好きにお勧め」と同社。
ツアー名は「全国地ビールフェスティバルｉｎ一関・遠野ホップ収穫祭２０１８の旅２日間」。３０人限定で、８月２５日に出発する。旅行代金は大人１人２万円。参加資格は２０歳以上。
東京～岩手間の移動は東北新幹線を利用する。まず、一ノ関到着、一関文化センター前で開かれる「全国地ビールフェスティバルｉｎ一関」に参加。２００種類以上のビールや地元食材を使って調理された料理を約３時間楽しんでもらう。
その後、臨時運行される「地ビールフェス一関号（ジパング編成）」に乗り、花巻で快速列車に乗り換え釜石着、宿泊。
２日目は釜石から遠野まで、臨時運行される「ＳＬ銀河」に乗り、景色を楽しみながら宮沢賢治記念館副館長の話で賢治の世界観を体感してもらう。遠野到着後はホップ収穫祭で再びビールを味わう。
「この企画は一関、遠野両市が開催するイベントに、ＪＲ東日本から臨時列車運行の提案を当社にいただき実現した」という。
