日本観光振興協会とネット行動分析サービスを提供するヴァリューズは3日、観光関連ウェブサイトの2021年の閲覧者数をまとめた。都道府県別ではパソコン(PC)、スマートフォン(スマホ)ともに大阪府の公式観光情報サイトが1位となった。
大阪府のサイト「OSAKA―INFO」の閲覧者数は20年に比べ減ったものの、PCで105万人、スマホで93万8千人となり、2位の「観光三重」(三重県)を上回った。「OSAKA―INFOは、20年はGo Toイートキャンペーンの影響もあり、閲覧者数は伸びていたが、21年は緊急事態宣言が繰り返し発令された影響か、前年比で3割弱ほど数が減っている」という。
一方、「にいがた観光ナビ」(新潟県)、「岡山観光ウェブ」はPC、スマホともに5位に入り、前年比プラスに。特に、にいがた観光ナビはスマホにおいて20年16位から5位へと順位を上げ、同53.3%増と高い伸びとなった。「初めて訪ねる佐渡島」「燕三条の工場の技を体感」など新潟ならではの魅力の発信がサイト集客に奏功している。
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