
第1回産業観光ネットワーク交流会が7月29日、大阪市北区のグランフロント大阪ナレッジキャピタルタワーのカンファレンスルームで開催された=写真。近畿経済産業局と近畿運輸局の共催。
須田寛・JR東海相談役が「訪日外国人に向けた産業観光の促進」をテーマに基調講演。愛知万博を契機に本格化した名古屋の産業観光の事例を説明。産業観光によるインバウンド拡大への可能性とともに、技術漏えいなどの課題も指摘した。
産業観光への取り組みでは、「日に新た館」と「白鶴酒造資料館」の担当者がプレゼンテーションを行った。
観光施策について近畿運輸局の中村広樹・企画観光部長が説明。産業観光による地域活性化について経済産業省の濱邊哲也・地域新産業戦略室長が紹介した。日本貿易振興会(ジェトロ)東京本部の松平義史・主幹も、ジェトロの観光関連企業誘致やクールジャパンの取り組みを解説した。
