読売旅行協力会(岡崎彌平治会長=山形県・タカミヤビレッジホテル樹林)は5日、東京の京王プラザホテルで本部理事総会を開いた。「読売旅行の事業方針、営業動態に即し積極的協力を行う」とした2024年度事業計画を承認。読売旅行は今年度、募集型国内団体ツアーに力を入れる方針を示しており、これらの造成、販売に積極協力する。
同会は読売旅行の事業に協力する旅館・ホテル、土産店、食事店、観光施設、写真店、運輸会社などで組織。同社協定旅館ホテル連盟と契約指定協会が統合し、昨年発足した。会員数は6月1日現在で914施設。
岡崎会長は能登半島地震の被害、好調なインバウンドとそれに伴うオーバーツーリズムなど、観光業界の現状を述べるとともに、「インバウンドの入り込みに一喜一憂せず、国内の観光需要をしっかりと取り込む必要がある」と強調。「国内旅行を大事にする読売旅行とともに、観光の新たな魅力を創造し、増売と地域の活性化を進めよう」と述べた。
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