国土交通省の観光関係功労者大臣表彰の表彰式が23日に開かれ、観光関係の事業に長年にわたり精励し、振興に努めた経営者や従事者15人に表彰状などが手渡された=写真。受賞者は、観光立国の実現や業界の発展などに対する思いを新たにしていた。
旅館業の経営者で唯一の受賞となった指宿ロイヤルホテル会長の有村佳子氏(71)=鹿児島県指宿市=は旅館業に24歳で入り、41歳で社長に就任、経営を盛り立ててきた。受賞に際し「時代の波にもまれながら今日まで歩んできたが、これからの経営にはさらに創意工夫が必要。次世代に明るい希望を引き継げるようにしたい」と語った。
旅館の女将からは4人が受賞。その1人、柊家の大女将、西村時枝氏(88)=京都府京都市=は「少しでも皆さまのお役に立てたとしたら、本当にうれしい」と話したほか、旅館で働く若い世代に向けて「震災の影響で一時は心配したが、外国人旅行者の方々も戻ってきた。しっかりと日本の魅力を伝えてほしい」と語りかけた。
今年の受賞者はホテル関係が8人、旅館関係が6人、観光レストラン関係が1人だった。





