観光庁、日本政府観光局(JNTO)は4月14日、韓国、中国、香港、台湾から大手旅行会社84社、主要メディア15社を招請する東アジア商談会を東京都内で開催した。日本各地で視察ツアーも行い、訪日旅行の企画、商品造成を促した。
商談会には、日本国内の観光関係団体、事業者など111団体、270人が参加。地域の魅力や観光素材を売り込み、各市場の旅行会社などと商談を繰り広げた。
視察ツアーは、韓国の関係者に北陸(五箇山、金沢など)、中国に九州(阿蘇、福岡など)、香港に北陸・新潟(和倉温泉、十日町など)、台湾に四国(道後温泉、高松など)を紹介した。
欧州の潜在市場にテレビCMを展開
今後の訪日旅行者数の増加が期待されるイタリア、スペイン、オランダなどの欧州の潜在的な市場に向けては、テレビCMや動画共有サイトを使った広告宣伝事業を実施している。映像では日本の四季や和食、おもてなしなどをPRしている。
広告宣伝事業は、4月28日から6月30日にかけて展開。テレビCMはBBC、CNN、Euronewsの合計で1580本以上を放映。動画はユーチューブを活用。テレビCMや動画の視聴者を誘導するウェブサイトも6言語で開設した。