
観光庁は3日、「何度も地域に通う旅、帰る旅」という新しい旅のスタイルを普及・定着させ、国内観光の新たな需要を掘り起こし、地域の活性化につなげる「第2のふるさとづくりプロジェクト」について、モデル実証事業の公募を開始した。「地域への経済効果の高さと事業の持続可能性を両立し、『人と地域の関係人口化』を促す新たな事業モデル」と、「滞在を通して知見を企業が地域に還元していく『企業の関係人口化』に向けたモデル」の二つの実証事業を募集。公募期間は4月11日まで。
具体的には「先駆的事例創出モデル」として、人と地域の関係人口化に向けて、次の取り組みを行う地域を募集。中長期視点の事業計画の策定▽ターゲット層に応じたプログラムの策定▽来訪の前後において地域の関係性の継続・深化を図るための取り組み▽地域への経済効果の検証―など。
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