観光庁が9日に発表した主要旅行業45社・グループの21年12月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比31.6%増の1740億3847万円だった。新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限が緩和されたことから、前年からは増加。しかし、新型コロナ禍以前の前々年と比較すると54.0%減となった。
総取扱額は7割以上が前年実績を上回った。一方、前々年同月比では富士急トラベル以外の全社が下回った。前々年比5割以上の減少となった事業者は35社だった。
分野別に前年実績と比較すると、国内旅行が31.4%増の1664億9625万円、海外旅行が33.9%増の56億9014万円、外国人旅行が41.2%増の18億5209万円。前々年比では、国内旅行が19.3%減、海外旅行が96.4%減、外国人旅行が88.3%減。
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