栃木県は9日、東京都内で観光情報説明会を開催。旅行業、メディア関係者約100人が参加した=写真。
昨年4~6月の本番を含む前後3年間の「本物の出会い 栃木 デスティネーションキャンペーン(DC)」を終えた栃木県。県産業労働観光部の小竹欣男部長は「おかげさまで今年6月に3年間にわたったDCを無事終了することができた。宿泊者数などは目標数値に届かなかったが、DCレガシーを生かして今後もPRを続けていきたい」とあいさつした。
県は今月1日から、日光市の「第2いろは坂」について、明智平~二荒橋前交差点までの約2キロの区間が通年で一方通行となったことを説明。主要な観光地である中禅寺湖や華厳の滝方面へ続く道路を2車線化することで、奥日光へのアクセス向上、利便性の向上をアピールした。
県に続いてJR東日本大宮支社、東武鉄道がそれぞれ施策を説明した。
説明会終了後には県内各市町担当者が旅行会社・メディア関係者に観光素材を紹介する商談会、地元食材や酒を楽しめる懇親会を開催した。