立命館大学ビジネススクール(RBS、立命館大学大学院経営管理研究科<専門職大学院>)が2024年4月の観光マネジメント専攻(観光MBA)開講に向け、情報発信などの動きを加速させている。社会人向けの説明会や模擬講義を実施するほか、キーマンらを招いての同専攻開設記念シンポジウムを複数回実施。観光産業従事者だけでなく、新規参入したい層などに広く受講を訴求する。
RBSは06年に発足。23年6月に観光マネジメント専攻開設の認可を受けた。定員は、社会人向けの「観光事業マネジメントプログラム」が40人、学部卒生対象の「観光事業キャリア形成プログラム」が30人。9月入試を実施済みで、今後、11月入試(募集終了)、2月入試で受講生を選抜する。
マネジメントプログラムは大阪・梅田で平日夜間と土・日曜、キャリア形成プログラムは大阪・茨木のキャンパスで平日昼間に主に開講するが、社会人については全面的にリモート受講も導入する。
「学びたいというニーズに応えるのはもちろん、さまざまな経営課題の解決や事例の共有、イノベーションにつながる知見の共有を図る上で、全国から学生に集まってもらうことに価値がある」と牧田正裕・RBS副研究科長。
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