
静岡県の経済情勢を発表する清水所長(10月25日、静岡地方合同庁舎)
東海財務局静岡財務事務所は10月25日、「静岡県内経済情勢」を発表した。県経済は「一部に弱さがみられるものの、回復しつつある」と4期ぶり上方修正した。
個人消費全体では「緩やかに回復しつつある」と4期ぶり上方修正。個別項目では、百貨店販売が「持ち直している」と2期ぶり上方修正。特にコロナ5類移行で好況な観光地への入込および宿泊客数は「回復している」で4期連続上方修正。生産活動では、県内主要産業であるオートバイ、紙・板紙、ピアノなどでの低迷・伸び悩みにより、4期ぶり下方修正である「回復に向けたテンポが緩やかになっている」と判断した。【記事提供:ニッキン】
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