
蜷川実花氏の立体作品「残照」
白井屋ホテル(前橋市)は、写真家、映画監督として活躍する蜷川実花氏の立体作品「残照」を、来年2月12日までホテルのロビーに特別展示する。同館の近隣にある市営美術館「アーツ前橋」で開催中の「ニューホライズン 歴史から未来へ」展に蜷川氏が参加することに連動した企画。館内の特別展示に合わせた期間限定プランも販売する。
残照は、蜷川氏がデータサイエンティストの宮田裕章氏、セットデザイナーのEnzo氏らと結成しているクリエイティブチーム・EiMとともに制作した作品。「今回はホテルのロビーに生命のサイクル、新たな再生、繁栄と衰退、明と暗、人生や世界の移ろいの無常感などを、花をモチーフに表現した残照にインスタレーションする。ホテルに入って突如目の前に現れるサイトスペシフィック作品(特定の場所に存在するための館内の美術作品)との対峙(たいじ)を楽しんでほしい」と同館。
今回の特別展示に合わせ、同館は蜷川氏のネオン管を用いた写真作品など、最新作を展示する客室「蜷川実花ルーム」の宿泊プランを来年2月11日まで期間限定で販売している。客室はツインルームで、1~2人宿泊用。予約、問い合わせはTEL027(231)4618、メールinfo@shiroiya.com。詳細は同館ホームページ(https://www.shiroiya.com/)。
蜷川実花氏の立体作品「残照」