経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の2014年分速報を公表した。対個人サービス業の趣味.娯楽関連7業種の売上高は、3業種が前年比増加、4業種が同減少した。遊園地・テーマパークは同6.4%増の6072億4800万円と、3年連続で増加した。
遊園地・テーマパークの内訳は、入場料金.施設利用料金収入が同9.5%増加。入場者数は、一般が2.5%、団体が21.9%それぞれ増加し、合計で4.0%増加した。
映画館は同6.0%増の1990億5600万円と、2年ぶりに増加。劇場.興行場、興行団は同3.3%増の2577億5100万円と、3年連続で増加した。
減少はゴルフ場、ゴルフ練習場、ボウリング場、パチンコホールの各業種。
このうちゴルフ場は同0.8%減の933億5800万円と3年ぶり、ゴルフ練習場は同2.2%減の308億200万円と、5年連続で減少した。
ボウリング場は同5.5%減の261億5300万円、パチンコホールは同4.6%減の4兆4558億100万円と、それぞれ14年連続、2年連続で減少した。
遊園地の売上高 6カ月連続増加 12月単月
趣味.娯楽関連7業種の昨年12月単月の売上高(速報)は、3業種が前年同月比増加、4業種が同減少した。このうち遊園地・テーマパークは同2.8%増の616億3900万円と、6カ月連続で増加した。
内訳は、入場料金・施設利用料金収入が同7.6%増加。入場者数は、一般が3.2%減少、団体が98.8%増加し、合計で2.6%増加した。
映画館は同12.9%増、劇場.興行場、興行団は同4.4%増とそれぞれ3カ月ぶり、4カ月連続で増加。ゴルフ場は同7.0%減、ゴルフ練習場は同8.0%減と、それぞれ5カ月ぶり、2カ月ぶりに減少した。
ボウリング場は同3.1%減、パチンコホールは同11.9%減と、ともに9カ月連続で減少した。