日本添乗サービス協会(TCSA、金澤悟会長)は3月26日、東京都内で2024年度通常総会を開催した後、記者会見を行った。コロナ禍で添乗業務が激減し、添乗員の減少と高齢化などが進んでおり、24年度事業ではこうした課題の解決などに取り組んでいく。
会員各社に所属している添乗員も別の職種に転職する人が増え、添乗員数の減少、若年者の減少による高齢化、社会保険適用条件の緩和による雇用経費の増加などが喫緊の課題となっている。
TCSA正会員所属の添乗員数は08年の約1万1千人をピークに漸減だったが、コロナ以降、20年から大幅に減少。20年は前年の8982人から7270人となり、23年は6675人まで減った。
会員向け記事です。