
沖縄県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は1月24日、沖縄修学旅行オンラインフェアを開催した。ZOOMウェビナーを利用し県内の修学旅行受け入れ事業者26社によるプレゼンテーションが催された=写真。
冒頭、OCVB国内事業部受入推進課主査の屋宜菜津子氏によって行われた主催者プレゼンテーションでは、沖縄県への修学旅行者数は2023年12月時点でコロナ禍前の8割程度まで回復しているが、10~12月に受け入れが集中することを課題とし、サッカーや野球のキャンプ観戦、ホエールウオッチングの季節でもあり、混雑がなく快適に過ごせる1~3月での修学旅行が提案された。
沖縄修学旅行の特徴・魅力はサンゴ礁の海や亜熱帯の森、沖縄戦やその後の米軍との関わりなど、「平和」「自然」「歴史」「文化」を総合的にそれぞれに関連するSDGsと共に体験できる点であるとした。
また、今後3両編成車両の9編成までの増加を予定しているゆいレール(沖縄都市モノレール)での移動利便性向上施策や、2025年に開業予定のテーマパーク「ジャングリア」、26年に復元予定の「首里城正殿」を例に上げ、いま以上に魅力の増す沖縄県旅行をアピールした。