
会場となる白樺リゾート池の平ホテル。同館の全面改装に関する取り組み、高原レイクリゾートへの展望を参加者に解説する
リョケン 4年ぶりにリアル開催
コンサルタントのリョケン(静岡県熱海市)は、12月12、13日の2日間、白樺リゾート池の平ホテル(長野県・白樺温泉)で旅館大学セミナーを開催する。4年ぶりのリアル開催となる今回は、今春本館を全面的に改装した同館の取り組みや今後の展望を紹介し、リョケンによる基調講演、テーマ別講演を実施する。
1日目の会場旅館講演では、池の平ホテル&リゾーツ代表取締役社長・矢島義拡氏が登壇。「地域観光をけん引し続ける池の平ホテル 新本館が表現する『高原レイクリゾート』の未来」を主題に、新本館全面改装のコンセプトと新施設の特徴について解説し、プロジェクトチームによるリニューアルへの取り組み手法を紹介する。白樺湖エリアの観光振興をけん引し続ける池の平ホテルの歩みや、理想的な観光地域づくりと現実的な事業収支の両立などを見据える今後の展望などについても解説する。
2日目はリョケンが講演。同社が発刊する「旅館の経営指針」の令和6年指針「根を下ろす経営~アイデンティティを確立せよ~」をテーマに、自社とその商品のアイデンティティ確立に向けた、コンセプト軸を持った経営のための解説を行う。
テーマ講演では「顧客支持第一主義」(収益確保のためのお客さまの捉え方)を念頭に置き、(1)商品づくり「伝え、感じる『商品づくり』」(2)販売「根を下ろすべき市場とは?」(3)組織づくり「組織運営に根を下ろす」―の各テーマについて講演する。
受講料は1人2万7千円(旅研くらぶ会員は2万4千円)。2人目以降は1人2万千円。宿泊料は1人3万5千円から。申し込み締め切り日は12月4日。申し込みはhttps://www.ryoken-jp.com/form/ryokan-univ。
会場となる白樺リゾート池の平ホテル。同館の全面改装に関する取り組み、高原レイクリゾートへの展望を参加者に解説する