北上観光コンベンション協会(岩手県)の八重樫信治事務局長ら一行が2月21日、東京の観光経済新聞社を訪問。春に見ごろを迎える「みちのく三大桜名所」の魅力をPRした。
みちのく三大桜名所は青森県弘前市の弘前公園、秋田県仙北市の角館町、岩手県北上市の展勝地―3カ所の総称。東北を代表する桜の名所として知られている。年々早まる桜の開花に合わせて、桜まつりが各所で開催される。
弘前公園では、4月19日から5月5日まで開催。通常、ソメイヨシノは一つの花芽から3~4個の花が咲くのに対し、弘前公園は4~5個と多いのが特徴で、ボリューム感のある花姿が楽しめる。空を見上げると桜がハート型を描く撮影スポットも人気。
角館町では、武家屋敷通りや町内を中心に4月15日~5月5日まで開催。「町内にある枝垂れ桜は162本。観光客に人気な武家屋敷通り以外にもいろいろな場所で楽しめるので、ぜひ町を回って探してほしい」と同市。
北上市景勝地では、4月4日から29日まで開催。150品種1万本の桜が咲き誇り、今年から夜桜イルミネーションも楽しめる。そのほか、観光馬車や民族芸能も実施する。
八重樫氏は「一度足を運んでいただければ地域の良さが分かるので、ぜひこの春に3市を巡ってほしい」とアピールした。
各地域の桜まつりをPRした