東京都は14日、4月から、下町の観光スポットを巡る新たな路線バスを運行すると発表した。外国人も利用しやすいよう多言語による車内放送も行う。
現在、道路占用許可を申請しており、許可が得られれば26日から運行する。
この路線バスの名称は「東京→夢の下町」。ルートは東京駅〜日本橋〜秋葉原〜上野〜合羽橋〜浅草〜両国。午前9時から午後6時台に30分間隔で運行する。運賃は大人200円、小児100円で、都バス1日乗車券なども使える。
車内では日本語のほか英語、韓国語、中国による車内放送を音声とモニター画面で行い、訪日外客へも配慮する。
首都大との産学連携によるオリジナルデザインのバスを使用し、「車内もゆったりとした座席配置にする」(交通局)という。