東京空港交通、東京シティ・エアターミナル、日本交通、日の丸交通、三菱地所、JTB、ZMPの7社は11月18日から12月1日まで、東京都事業「自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」に基づき、空港リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携させたMaaS実証実験を実施する。空港から丸の内エリアの店舗までのスムーズな移動を目指す。
成田空港、または羽田空港から東京シティエアターミナルまで空港リムジンバスに乗車し、そこから丸の内パークビルまでの3キロを自動運転タクシーで移動。自動運転タクシーは、カメラやセンサーで周囲の環境や車両などを認識し、ハンドル、アクセル、ブレーキなどすべての運転操作をコンピューターが行う。
日本交通と日の丸交通がタクシーサービスを提供する。JTBは、MaaSの概念に適応した新たな旅行サービスの商品化に関する検証を行う。
併せて、丸の内パークビルから丸の内仲通りまでの間約500メートルで自動運転モビリティの実証実験も実施。人ごみの中を安全、快適に移動できる車両の実走化を目指すもので、利用者は備え付けのタブレットで行き先を指定するだけ。