37自治体が特産品PR
全国の37自治体が地元の特産品や観光をPRする「全国交流物産展in新橋」が10月24、25日、東京都港区の新橋SL広場=写真、港区立桜田公園で開催された。主催は港区、共催は港区商店街連合会、港区観光協会。来場者は2日間で約15万人。地域自慢の特産品やグルメの販売、観光地の紹介などが行われた。
イベントは、港区が防災協定をきっかけに関係が構築された全国自治体と区内商店街との交流づくりの一環として、2009年から毎年開催されている。
会場では、北海道から九州まで37自治体が自慢の逸品を販売。岩手県大船渡市が「さんま炭火焼き」、東京都大島町が「さざえつぼ焼き」、愛媛県西条市が「豚串」などを販売した。
港区産業振興課の清水雅美シティプロモーション担当課長は「イベントをきっかけに日本全国のおいしいもの、良い場所を知ってもらうきっかけとなれば」と述べた。港区ではナイトタイムエコノミーを推進するとともに、安全、安心に楽しんでもらうため、イギリスの「パープルフラッグ制度」に着想を得た全国初「MINATOフラッグ制度」を新設し、観光振興と安全、安心の向上を目指している。
浜松市ブースで参加した浜松・浜名湖ツーリズムビューローの河野美奈子さんは「浜松には毎年5月3~5日にたこ揚げなどを行い約200万人が訪れる『浜松まつり』がある。祭りに訪れるとともに、女性に人気急上昇の『花の舞酒造』のおいしい酒や食も楽しんでほしい」とPRした。